F1が新形式の「スプリント」予選採用 今季3レースで
発信地:パリ/フランス
このニュースをシェア

【4月27日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)は26日、今シーズンのグランプリ3戦で「スプリント」予選を採用することを全会一致で承認したと発表した。
F1は発表の中で、100キロメートルで行われるスプリント予選により決勝のグリッドが決定し、さらに上位3位までには選手権でのポイントが与えられるとしている。
「コース上でのアクションを増やすことを目的とした」スプリント予選は、欧州開催の2戦と欧州外開催の1戦で採用されるという。
ウェブサイトのautosport.comは、欧州開催のスプリント予選は、7月の英国GP(British Grand Prix 2021)と9月のイタリアGP(Italian Grand Prix 2021)になるだろうと報じている。
スプリント予選が行われる週末では、金曜日のフリー走行1回目の後、シングルラップの最速タイムを基準とした通常の予選が行われ、ここで土曜日のスプリント予選のグリッドが決まる。
フリー走行2回目の後に行われるスプリント予選でトップになったドライバーには3ポイント、2位には2ポイント、3位には1ポイントが与えられる。
予選の新形式は統括団体である国際自動車連盟(FIA)の承認を得る必要があり、次回の理事会は7月9日に予定されている。(c)AFP