■インド、三度目の正直?

 インドはこれまでに2回、月探査機を打ち上げている。昨年の新型コロナウイルス流行前には、月面着陸の2回目の試みを予定していた。

 2019年9月、無人探査機チャンドラヤーン2号(Chandrayaan-2)による初回の試みでは、着陸船ビクラム(Vikram)が月面に墜落。着陸に失敗していた。

 それでも来年は同国初となる有人宇宙船を打ち上げ、月の軌道に投入したいと考えている。

■イーロン・マスク氏の月旅行

 米実業家イーロン・マスク(Elon Musk)氏の宇宙開発企業スペースX(SpaceX)は、2023年に複数の民間人の月旅行を計画している。この月周回計画「#dearMoon」は、日本人実業家の前澤友作(Yusaku Maezawa)氏が資金を提供している。

 スペースXが開発中の巨大宇宙船「スターシップ(Starship)」は、月への観光客を乗せて往復飛行する予定だが、飛行試験では相次いで爆発が起きたため、計画がすぐに実現する可能性は低い。

 一方、スペースXは2020年11月、同社が開発した有人宇宙船クルードラゴン(Crew Dragon)で宇宙飛行士4人を国際宇宙ステーション(ISS)へ運び、大きな成果を収めた。

 今月24日には、クルードラゴン2号機がISSにドッキング、再び飛行士4人を送り届けた。

■日本の次なるステップ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)もまた来年、月面着陸を計画している。1972年の米アポロ17号(Apollo 17)以降最大規模の月ミッションだった、2007年の無人探査機3機の周回軌道投入に続く試みとなる。

■韓国も計画

 韓国は2022年7月、同国初となる月探査機「KPLO(Korean Pathfinder Lunar Orbiter)」を打ち上げる予定だ。周回軌道上から月の天然資源の分布図を作成することを目的としている。(c)AFP