【4月26日 AFP】男子テニス、セルビア・オープン(Serbia Open 2021)は25日、シングルス決勝が行われ、大会第2シードのマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)が6-1、3-6、7-6(7-0)で第3シードのアスラン・カラツェフ(Aslan Karatsev、ロシア)を退け、キャリア4勝目を挙げた。

 世界ランキング10位のベレッティーニは、腹部の負傷で全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)後はしばらく離脱しており、これが復帰後2大会目だったが、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を準決勝で破って勝ち上がってきたカラツェフを下した。

 ベレッティーニは、これで2018年のスイス・オープン(Swiss Open Gstaad 2018)、2019年のハンガリー・オープン(Hungarian Open 2019)とメルセデス・カップ(MercedesCup 2019)に続くツアー4勝目を飾っている。

 一方のカラツェフは、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2021)に続く今季2勝目には届かなかった。

 カラツェフは、28本中23本のブレークピンチをしのいで競り勝ったジョコビッチ戦は大きな代償を伴ったことを認め、「きょうは多分、エネルギーが足りなかった。しかし相手は非常に良いプレーをした」とコメントした。(c)AFP