【4月25日 AFP】20-21フランス・リーグ1は24日、第34節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はメッス(FC Metz)に3-1で勝利し暫定首位に浮上。キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)は2試合連続で2得点を挙げたが、太ももを負傷し途中交代した。

 21日に行われたアンジェSCO(Angers SCO)とのフランス杯(French Cup 2020-21)準々決勝で休養を与えられたエムバペは、前半と後半に1点ずつ決め、リール(Lille OSC)を抜いての暫定首位浮上にチームを導いた。

 だが、終盤には負傷交代して太ももをテープで固めており、28日に控えるマンチェスター・シティ(Manchester City)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)準決勝第1戦出場に暗雲が垂れ込めた。

 エムバペのけがについてPSGのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)で「大腿(だいたい)四頭筋を打撲し、しびれがある。深刻だとは考えていない」と話した。「キリアンは落ち着いていたし、リラックスしていた。痛みだけであることを願っている」

 PSGは25日に4位オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とアウェーで戦うリールに2ポイント差を、同日同じく敵地でアンジェと対戦する好調ASモナコ(AS Monaco)に4ポイント差をつけている。

 PSGはリール戦の退場で受けた出場停止処分が明けたネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が復帰し、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)も約1か月ぶりに先発に名を連ねた。(c)AFP