【4月25日 AFP】女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2021)は24日、シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は4-6、7-6(7-5)、6-2の逆転で第4シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)を下し、25歳の誕生日を飾った。

 バーティは試合後、「彼女(スビトリーナ)はツアーでも最高の選手の一人。とてもハードな戦いになり、小さな差が試合を決めることは分かっていた」とコメント。その後には会場内で「ハッピーバースデー」の曲がかけられ、花束を受け取った。

 ジェニファー・ブレイディ(Jennifer Brady、米国)とのペアでビビアン・ハイゼン(Vivian Heisen、ドイツ)/王雅繁(Yafan Wang、中国)組とのダブルス準決勝を直後に控えていたため、勝利と誕生日を祝う時間はほとんどなかったバーティだが、「テニスも戦うことも大好きなので、誕生日に試合ができるのは一層特別なこと」と喜んだ。

 25日の決勝では、第5シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)と戦う。

 準決勝で第2シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)に6-3、6-2で勝利したサバレンカは、バーティとの戦績は3勝3敗の五分となっているが、直近の対戦となった3月のマイアミ・オープン(Miami Open 2021)準々決勝では敗れている。

 サバレンカは「彼女(バーティ)は好調だし、100パーセントの状態で臨んでくる。ベストを尽くして、あとは戦ってみてどうなるか」と決勝を見据えた。(c)AFP