【4月24日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間24日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は308万8103人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億4554万4640人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 23日には世界全体で新たに1万3991人の死亡と89万2677人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの2914人。次いでインド(2624人)、米国(962人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに57万1199人が死亡、3199万2070人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は38万6416人、感染者数は1423万7078人。以降はメキシコ(死者21万4504人、感染者232万3430人)、インド(死者18万9544人、感染者1661万481人)、英国(死者12万7385人、感染者440万1109人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの271人。次いでチェコ(270人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(250人)、モンテネグロ(232人)、ブルガリア(226人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が104万5965人(感染4921万1628人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が88万8392人(感染2791万3063人)、米国・カナダが59万5072人(感染3315万3693人)、アジアが31万2321人(感染2321万6145人)、中東が12万5727人(感染751万9260人)、アフリカが11万9586人(感染448万8252人)、オセアニアが1040人(感染4万2605人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP