【4月24日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領は23日、在外米軍の駐留経費に関する声明を発表し、韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領について「指導者、交渉人として弱腰だった」と批判した。

 トランプ氏は、韓国が長期にわたって継続的に米国の軍事力にただ乗りしてきたと主張し、「米国は愚か者のように扱われていたが、われわれが提供している軍事的な保障や援助の見返りとして私は数十億ドル(数千億円)を払わせた」と強調した。

 一方、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党総書記については「最も困難な状況で知り合い(そして好きになった)」と説明し、金氏が「文大統領に対して敬意を抱いたことはまったくない」と主張した。

 またジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領にも言及し、「韓国から支払いを約束された追加の数十億ドルについて、バイデン政権は支払いを求めることすらしない」と批判した。(c)AFP