【4月24日 AFP】男子テニス、セルビア・オープン(Serbia Open 2021)は23日、シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-1、6-3で第8シードの同胞ミオミル・ケツマノビッチ(Miomir Kecmanovic)に快勝し、4強入りを果たした。

 自身の名前を冠する母国の会場で、2011年以来となる3度目の優勝を狙うジョコビッチは、「コート上での感覚はとてもいい。よく動けているし、ボールもよく打てている。ホームコートのアドバンテージを享受している」と話し、「あす再び準決勝のコートに上がるのが本当に楽しみだ」と続けた。

 ジョコビッチは準決勝で第3シードのアスラン・カラツェフ(Aslan Karatsev、ロシア)と顔を合わせる。

 同日の試合では、ラッキールーザーとして出場している世界ランキング126位のダニエル太郎(Taro Daniel)が4-6、6-1、7-5でフェデリコ・デルボニス(Federico Delbonis、アルゼンチン)を破り、準決勝へ駒を進めた。

 ラッキールーザーの選手が準決勝に勝ち上がるのはダニエルが今季初。準決勝では世界ランク10位の第2シード、マッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)と激突する。(c)AFP