【4月23日 CGTN Japanese】中国では、メーデーの五連休が近づいてきます。感染症の影響で一時大きなダメージを受けた観光業は、今年こそ回復が有力視されています。北西部の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の中心都市・ウルムチ市(Urumqi)では連休中の観光ブームを見込んで、準備を始めています。

 ウルムチ市では、大小さまざまなバザール(市場)は、観光客が必ず訪れるところです。ここに来れば、民族色豊かなグルメから工芸品、民族楽器、服装まで、新疆の魅力をたっぷり味わうことができます。

 地元観光当局の話では、最近になってオンライン旅行代理店では、「新疆」の検索件数が急増しています。メーデーまであと10日ほどありますが、市内の新疆国際大バザールには、早くも全国各地からの観光客でにぎわっています。

 ドライフルーツ店のオーナーは、「昨年の今ごろは、コロナの感染拡大で商売に大きな影響が出た。今年こそ新疆を訪れる観光客が増えるだろう。そのために、商品はすでに多めに仕入れてある」と連休中の売り上げ拡大に自信を見せています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News