【4月23日 AFP】女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2021)は22日、シングルス2回戦が行われ、大会第6シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)は6-7 (7-9)、6-4、6-3でエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を下し、準々決勝に駒を進めた。

 世界ランク9位のプリスコバは、第1セットをタイブレークの末に落としたものの、最終セットの10本を含めて計21本のサービスエースをさく裂させるなどして、フルセットにもつれた勝負を逆転でものにした。23日に行われる準々決勝では、第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)と激突する。

 豪メルボルンで開催されたヤラバレー・クラシック(Yarra Valley Classic 2021)に続き、今月上旬にはマイアミ・オープン(Miami Open 2021)を制しているバーティは、今大会で1回戦を免除された後、21日に行われたラウラ・シグムンド(Laura Siegemund、ドイツ)との2回戦で圧倒的な強さを見せつけて8強入りを決めている。

 一方、第2シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は、1時間足らずでマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)を6-1、6-3で一蹴し、準々決勝に進出。23日の対戦相手となるエカテリーナ・アレクサンドロワ(Ekaterina Alexandrova、ロシア)は、第8シードのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)を6-1、7-5で撃破した。

 その他では、第4シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)が7-6(7-4)、6-3でアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)とのハイレベルな戦いを制し、同カード7連勝を記録。準々決勝では、2019年大会覇者のペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と対戦する。

 第5シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)は6-4、6-2で予選勝者のアンナ・レナ・フリードサム(Anna-Lena Friedsam、ドイツ)を退け、アネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)との準々決勝に進出した。(c)AFP