【4月22日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間22日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は306万859人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億4380万7560人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 21日には世界全体で新たに1万4428人の死亡と87万9856人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの3472人。次いでインド(2104人)、米国(945人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに56万9404人が死亡、3186万2401人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は38万1475人、感染者数は1412万2795人。以降はメキシコ(死者21万3597人、感染者231万5811人)、インド(死者18万4657人、感染者1593万965人)、英国(死者12万7327人、感染者439万5703人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはチェコの269人。次いでハンガリー(267人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(246人)、モンテネグロ(230人)、ブルガリア(223人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が103万8206人(感染4876万8306人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が87万8642人(感染2762万2371人)、米国・カナダが59万3155人(感染3300万6888人)、アジアが30万5994人(感染2244万1419人)、中東が12万4928人(感染746万5208人)、アフリカが11万8897人(感染446万1052人)、オセアニアが1037人(感染4万2320人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP