【4月23日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)バインゴリン・モンゴル自治州のアルチン(阿爾金)山国家級自然保護区でこのほど、赤外線カメラのデータを整理していた職員が、標高4050メートルのチマンタグ(祁曼塔格)山で撮影されたユキヒョウ3頭の映像を発見した。3頭は照合の結果、2019年にカメラに捉えられたのと同一の母子と確認された。

 同保護区は面積450万ヘクタール、平均標高4580メートル。近年は巡回強化や技術投下、放牧の禁止による出入り管理を通して生態環境の改善を進めている。また、同じ青海チベット高原に位置する青海省(Qinghai)ココシリ(可可西里)やチベット自治区(Tibet Autonomous Region)チャンタン(羌塘)、青海三江源国立自然保護区と共に中国西部高原の自然保護区群を構成している。(c)Xinhua News/AFPBB News