【4月22日 AFP】女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2021)は21日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)はラウラ・シグムンド(Laura Siegemund、ドイツ)を6-0、7-5で下し、8強入りを果たした。

 世界ランキング1位のバーティは、第1セットをわずか24分で奪うなどして快勝。23日の準々決勝では、全仏オープン(French Open)の優勝経験を持つエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)と第6シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)の勝者と対戦する。

 タマラ・コルパッチ(Tamara Korpatsch、ドイツ)との1回戦に臨んだ元世界1位のプリスコバは、接戦の末に7-5、3-6、6-3で勝利し、今季のクレーコート初戦で白星を挙げた。

 グランドスラム通算3勝のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)も、エカテリン・ゴルゴゼ(Ekaterine Gorgodze、ジョージア)を6-2、6-2で下し、第4シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)が待つ2回戦に進出。

 世界ランキングが26位にまで下がっている33歳のケルバーは、スビトリーナに対して6連敗中で、22日の一戦も「タフな試合」になると予想している。

 この試合の勝者は準々決勝で、マリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)を6-3、3-6、6-3で下した第7シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と顔を合わせる。

 一方、第3シードのソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)はアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)に5-7、4-6で敗れ、2回戦敗退となった。(c)AFP