【4月21日 AFP】女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2021)は20日、シングルス1回戦が行われ、大会優勝経験のあるラウラ・シグムンド(Laura Siegemund、ドイツ)がアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)との2回戦に進出した。

 2016年大会で準優勝、2017年大会で優勝を経験している33歳のシグムンドは、2時間強を要しながらも6-4、3-6、6-1で予選勝者のモナ・バートル(Mona Barthel、ドイツ)を退けた。

 そのシグムントと2回戦で当たるバーティは、今回が大会初出場で、シグムンドとは昨年のカタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2020)で1回だけ対戦しており、勝利を収めている。2019年の全仏オープン(French Open 2021)女王バーティは、これが今季クレー2戦目で、初戦のボルボカー・オープン(Volvo Car Open 2021)は準々決勝で敗退した。

 2019年の大会女王で、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)を2回制している第7シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)も、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)ファイナリストのジェニファー・ブレイディ(Jennifer Brady、米国)を6-4、6-3のストレートで下し、初戦を突破した。2回戦ではマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)と対戦する。

 アネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)は予選勝者のユリア・ミッデンドルフ(Julia Middendorf、ドイツ)に6-2、6-3で快勝し、第3シードのソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)との2回戦に駒を進めた。(c)AFP