【4月21日 AFP】イングランドラグビー協会(RFU)は20日、ふがいない5位に終わったシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2021)のレビューを行った上で、エディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)を引き続き「全面支持」することを発表した。

 前回王者のイングランドは強敵フランス、またイタリアには勝利した一方で、スコットランドと優勝したウェールズ、アイルランドには敗れ、5位に終わった。

 ラグビー界最高給の指揮官であるジョーンズHCは、昨年RFUとの契約を2023年のW杯フランス大会(2023 Rugby World Cup)まで延長したが、契約には破棄条項も含まれているとされている。しかし協会はこの日、HCへの支持を改めて表明した。

 チームを3度のシックスネーションズ制覇に導いているジョーンズHCも、2021年大会でチームのレベルが落ちたことを認めた上で、「全員がこの経験から多くを学んだ。最も重要なのは、2023年に向けてチームが前進していくにはどうすればいいかが分かったことだ」と意欲を見せていた。(c)AFP