【4月20日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間20日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は303万1441人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億4196万8800人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 19日には世界全体で新たに9389人の死亡と68万5311人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1761人。次いでブラジル(1347人)、ポーランド(601人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに56万7729人が死亡、3173万8706人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は37万4682人、感染者数は1397万3695人。以降はメキシコ(死者21万2466人、感染者230万6910人)、インド(死者18万530人、感染者1532万1089人)、英国(死者12万7274人、感染者439万783人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはチェコの267人。次いでハンガリー(263人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(242人)、モンテネグロ(229人)、ブルガリア(219人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が102万9223人(感染4822万1888人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が86万7799人(感染2731万5128人)、米国・カナダが59万1385人(感染3286万5885人)、アジアが30万646人(感染2175万1346人)、中東が12万3195人(感染733万4306人)、アフリカが11万8164人(感染443万8405人)、オセアニアが1029人(感染4万1842人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP