【4月20日 時事通信社】ドイツ与党キリスト教民主同盟(CDU)の幹部会は20日未明(日本時間同日朝)、9月の連邦議会(下院)選挙の顔となる首相候補にラシェット党首(60)を選出した。投票の結果、国政で統一会派を組むキリスト教社会同盟(CSU)のゼーダー党首を上回る賛成票を得た。複数の独メディアが報じた。

 首相候補は、バイエルン州の地域政党CSUとの合同候補。国民に人気のあるゼーダー氏と、支持率が低迷するラシェット氏の一騎打ちとなっていた。ゼーダー氏は投票結果を受け入れると表明。「団結なしには成功できない」とラシェット氏を支える姿勢を示した。ラシェット氏も、ゼーダー氏は今後も「中心的役割」を担うと、共闘を誓った。

 CDU・CSUが総選挙で勝利し連立交渉で主導権を握れば、ラシェット氏が引退表明しているメルケル首相の後任に就くことになる。(c)時事通信社