【4月20日 AFP】キューバ共産党は党大会最終日の19日、党トップのラウル・カストロ(Raul Castro)第1書記(89)の後任として、ミゲル・ディアスカネル(Miguel Diaz-Canel)大統領(60)を選出した。60年に及んだ「カストロ統治」に幕が下ろされた。

 キューバ革命を率い、1959年から2006年に病気を患うまで権力を握ったフィデル・カストロ(Fidel Castro)氏、その弟のラウル氏の後を継ぐディアスカネル氏は、キューバ初の文民指導者となる。ただ同氏は党の方針を固持しており、指導者交代後も大きな政策転換はない見通し。(c)AFP