【4月20日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間19日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は302万765人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億4129万1720人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 18日には世界全体で新たに8980人の死亡と68万7697人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1657人。次いでインド(1619人)、ペルー(433人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに56万7217人が死亡、3167万353人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は37万3335人、感染者数は1394万3071人。以降はメキシコ(死者21万2339人、感染者230万5602人)、インド(死者17万8769人、感染者1506万1919人)、英国(死者12万7270人、感染者438万7820人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはチェコの266人。次いでハンガリー(261人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(237人)、モンテネグロ(228人)、ブルガリア(218人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が102万5222人(感染4805万8397人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が86万4999人(感染2722万5838人)、米国・カナダが59万833人(感染3278万9620人)、アジアが29万8242人(感染2145万6957人)、中東が12万2581人(感染729万46人)、アフリカが11万7861人(感染442万9269人)、オセアニアが1027人(感染4万1602人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP