【4月19日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)深圳市(Shenzhen)でこのほど、第9回中国電子情報博覧会(CITE2021)が開催され、江蘇省(Jiangsu)の昆山竜騰光電が発表した画面を分割してのぞき見防止設定ができるディスプレーパネルが業界関係者の注目を集めた。

 同社が発表したのは、23・8インチの画面分割のぞき見防止ディスプレーパネル。

 同社マーケティング業務センターIT事業シニアディレクターの羅吉安(Luo Jian)氏によると、同社のディスプレーパネルは、視野角制御パネルの技術と、特殊な画面分割バックライト設計を組み合わせることで、画面の部分的のぞき見防止設定、全面的のぞき見防止設定、のぞき見設定解除の全面表示を自在に切り替えることが可能で、将来の応用範囲も広いという。

 同社はここ数年、中・小型ディスプレーの分野を開拓している。スマート電子製品の機能が多様化する中で、情報漏えいリスクが関心を集めているため、同社ではのぞき見防止製品の開発を進め、世界に先駆けて製品を発表している。(c)Xinhua News/AFPBB News