【4月17日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のユタ・ジャズ(Utah Jazz)は16日、リーグの名選手として知られるドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)氏が球団の株主になったことを明らかにした。ウェイド氏はタイトル獲得を目指す同チームが「次のレベル」に到達できるように尽力していきたいと意欲を示している。

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 現役時代に通算13回のオールスター選出を果たし、マイアミ・ヒート(Miami Heat)で2006年、2012年、2013年の3度ファイナル制覇を達成したウェイド氏は、昨年ジャズを買収した米ソフトウエア企業の創設者ライアン・スミス(Ryan Smith)氏を筆頭とするオーナーグループの一員に加わった。具体的な株の保有率については、公表されなかった。

 NBAのチームオーナーとなった名選手は、他にマイケル・ジョーダン(Michael Jordan、シャーロット・ホーネッツ<Charlotte Hornets>)氏をはじめ、シャキール・オニール(Shaquille O'Neal、サクラメント・キングス<Sacramento Kings>)氏やグラント・ヒル(Grant Hill、アトランタ・ホークス<Atlanta Hawks>)氏らがいる。

 ウェイド氏は発表文で、「ビジネスマン、企業家、投資家として、自分はバスケットボールでの経験以外にも、このパートナーシップに多くのことをもたらせる」とし、「ユタ・ジャズを次のレベルに押し上げる手助けをすることにわくわくしている」と述べた。

 また、同日には米スポーツ専門チャンネルESPNとのインタビューで、球団運営に関与していきたいと話し、「本当の変化をもたらすために、自分がいるべき場所は(チームの)トップだ。ライアンはそのことを分かっている」と語った。

 ウエスタンカンファレンスの首位に立っているジャズは現在、リーグトップの通算42勝14敗を記録している。(c)AFP