【4月17日 CGTN Japanese】成都市(Chengdu)公安局(成都市警)青陽区分局の黄瓦街派出所では瓦宝(ワーバオ、Wa Bao)という名の警察猫が飼われています。

 瓦宝は白・黒・茶の3色の毛が入り交じった三毛猫で、身につけたハーネスには「黄瓦警察猫」、「私は良い子、人はかまない」との文字が書かれています。

 瓦宝は小動物愛護センターから引き取られて以来、ずっと派出所で暮らしており、ネズミを捕るだけではなく、警察の仕事の手伝いもしています。

 数日前に、携帯をなくした女の子が、防犯カメラの映像による検索を求めて派出所にやって来た時のことです。彼女は瓦宝を見て遊び始めました。そのことで、あせりや不安がやわらげることができました。

 派出所の調解室(紛争調停室)は時として、緊張で張りつめた雰囲気になります。でも、瓦宝がやってきて、かわいらしく甘えることで、その場の空気がやわらぐとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News