【4月16日 Xinhua News】中国商務部が15日発表した外資導入データによると、第1四半期(1~3月)の中国に新規設立された外資系企業は1万263社で、前年同期比47・8%増、2019年同期比6・7%増だった。

 実行ベースの外資導入額は前年同期比39・9%増、19年同期比24・8%増の3024億7千万元(1元=約17円)だった。 

 出資元別で見ると、「一帯一路(Belt and Road)」沿線諸国からの実行ベース外資導入額は58・2%、東南アジア諸国連合(ASEAN)は60・0%、欧州連合(EU)は7・5%それぞれ増加した。投資先地域で見ると、東部の実行ベース外資導入額は38・2%、中部は36・8%、西部は91%それぞれ増加した。

 外資導入の「好成績」は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行と産業チェーン・サプライチェーンの不安定要因にもかかわらず、外資に対する中国の魅力が弱まっていないこと、外資が中国経済を信頼していることを示している。(c)Xinhua News/AFPBB News