【4月15日 CGTN Japanese】新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)は春の農繁期を迎えています。マナス県(Manas)にある70万ムー(約4万6666ヘクタール)の綿花畑では種まきが順次始まっています。現地では、新型北斗測位システムを搭載した無人自動操縦種まき機を利用して、種まきの効率向上を実現しています。

 マナス県の北五岔鎮沙窩道村では、無人自動操縦の種まき機が、あらかじめ設定された種まきルートに従って適量の種をまいています。このほか、点滴灌漑(かんがい)ホース、ビニールシートの敷設も全て機械化されて直線誤差は2センチ以内に抑えられています。従来の種まき方式に比べて、種の50%以上を節約できるだけでなく、土地の利用率を3%向上させ、今後の機械化による農作業や綿摘みにも好都合です。

 コストダウンや品質向上に関して、マナス県は今年、優良品質綿を約4万6666ヘクタール栽培し、機械の利用率を98%にします。(c)CGTN Japanese/AFPBB News