【4月17日 Xinhua News】午前6時半、中国江蘇省(Jiangsu)儀徴市(Yizheng)にある新集中心小学校の校庭では、台湾地区屏東県出身の野球コーチ、曽駿安(Zeng Junan)さん(41)と児童らが早朝練習に励んでいた。曽さんは同市体育発展センターから依頼を受け、同小学校の少年野球チームのコーチを務めている。

 父親が野球チームのコーチだったため、曽さんの2人の兄弟も野球に携わってきた。曽さんは10歳の時に本格的に野球を始め、25歳でコーチになった。2018年にある先輩から同市での仕事について打診され、自身の原籍が同省だったことから、喜んで申し出を受けた。曽さんがこれまでに指導した児童の数は、100人余りに上るという。(c)Xinhua News/AFPBB News