【4月14日 CGTN Japanese】中国東北部の黒竜江省(Heilongjiang)を流れる松花江では、下流に位置する佳木斯市(ジャムス、Jiamusi)の区間で10日、洪水発生を警戒するための「イエロー警報」が発令されました。
 
 警報発令に伴い、地元当局は11日に、計68世帯の103人を緊急避難させました。同日北京時間午後2時(日本時間午後3時)から、川の氷が例年より4日も早く解け始め、午後7時時点で警戒水位より0.4メートルも高い79.71メートルにまで上昇しました。

 地元水利部門の専門家はこれについて、「今年は上流地域の気温が上昇し、雪や氷が解けたのに対して、下流地域の解けなかった氷で川がふさがったという、渋滞のせいだ」としました。

 なお、中国の気象災害早期警報は、深刻度が最も厳しい「レッド」から、順次「オレンジ」「イエロー」「ブルー」という4ランクからなっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News