【4月14日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)バインゴリン・モンゴル自治州ではこのところ、梨の花が次々と開花し、授粉の重要な時期を迎えている。同自治州鉄門関市(Tiemenguan)にある地元特産「香梨」の農園では、農業用小型無人機(ドローン)が花粉溶液の散布による授粉作業を進めている。

 中国農業科学院ミツバチ研究所によると、同技術は効率的かつ低コスト、結実の均等性を保証できる優位性を持つ。小型無人機1機で40ムー(約2・67ヘクタール)の授粉作業を1時間以内に行うことができ、これは通常の人工授粉の50~60倍の効率になる。ミツバチと機械の共同作業を取り入れた液体授粉技術により、香梨は1ムー(約667平方メートル)当たり500キロ以上増産され、今ではますます多くの梨農家が、授粉作業に小型無人機を利用するようになっている。(c)Xinhua News/AFPBB News