【4月14日 AFP】英国で、ギネス世界記録(Guinness World Records)により世界最大の認定を受けているウサギが飼い主宅の庭から盗まれ、警察が犯人らの行方を追っている。

 イングランド中部ストールトン(Stoulton)で10日夜に姿を消したのは、茶色と白の雄ウサギ「ダリウス」。ウエストマーシア(West Mercia)警察が情報提供を呼び掛けている。

 コンチネンタル・ジャイアント・ラビットのダリウスは体長129センチで、生きている世界最大のウサギとして2010年にギネス世界記録の認定を受けた。

 飼い主のアネット・エドワーズ(Annette Edwards)さんは11日、「非常に悲しい日」とツイッター(Twitter)に投稿。ダリウスが無事に帰ってくればと、1000ポンド(約15万円)の報奨金を提示した。

 エドワーズさんは2018年、当時8歳だったダリウスについて、イベントやメディアへの登場を控え、自宅で静かに暮らすと発表していた。

 エドワーズさんにとって、ペットの悲報はこれが初めてではない。過去にはダリウスの子どもの「サイモン」が、米国の新たな飼い主の元へ向かう機内で死ぬという出来事があった。体長90センチだったサイモンは、ダリウス以上に大きくなると期待されていた。(c)AFP