【4月13日 CGTN Japanese】北京と上海を結ぶ「京滬高速道路」は、6つの省と直轄市に跨り、首都圏や黄河デルタ地域、長江デルタ地域の一体化発展に大きな原動力を注ぎ込んでいます。

 北京市から上海市までを結ぶ高速道路、「京滬高速」の全長は1218キロ。北京・天津(Tianjin)・河北(Hebei)、黄河デルタ地域、長江デルタ地域を走る大動脈のような存在です。

 北京・天津間だけでも沿線11の経済技術開発区をつないでいるほか、山東省(Shandong)と江蘇省(Jiangsu)の接するエリアは全国最大規模の物流産業パークの一つとなっています。

 京滬高速の開通により、沿線6つの省と直轄市の国内総生産は2000年末の3兆元(約50兆円相当)から、2020年末には10倍の30兆元(約501兆円相当)にまで増えました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News