【4月15日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は14日、各地で準々決勝第2戦が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はフィル・フォーデン(Phil Foden)の決勝点でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)を2-1で下し、2戦合計スコア4-2でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が待つ準決勝に駒を進めた。

 イングランド代表MFジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)のゴールで早々に先制されたシティは、リヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)のPKで同点に追いつくと、同スコアで勝利した前週の第1戦で90分に決勝ゴールを決めたフォーデンが、強烈なシュートで再びネットを揺らした。

 4冠達成を目指す中、チャンピオンズリーグでクラブ史上2度目となる4強入りを果たしたシティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は「ようやく準決勝にたどり着くことができて本当にうれしい」と独スカイ(Sky)に語った。

「今季はみんな信じられないものを成し遂げているから、選手たちはそれに値する」

 グアルディオラ監督はまた、アウェーゴール差で前年王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)を下し準決勝に進んだパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)を褒めたたえた。

 同指揮官は「彼ら(PSG)がどれだけ強いのかきのう分かった。ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は素晴らしい選手であり、彼らは世界最高のチームを撃破した」と話した上で、「今は祝福してワインをたくさん楽しむとき。(17日に行われるFAカップ<FA Cup 2020-21>準決勝の)チェルシー(Chelsea)戦に向けた準備はそれから」と続けた。(c)AFP/Ryland JAMES