【4月13日 AFP】先日行われたスペイン1部リーグの試合で人種差別を受けたと主張しているバレンシア(Valencia CF)のMFムクタル・ディアカビ(Mouctar Diakhaby)は12日、カディス(Cadiz CF)のDFカラ(Juan Torres Ruiz 'Cala')がそうした発言をした証拠はなかったと同国プロサッカーリーグ機構(LFP)が報告したことを受け、自身の訴えを貫くと述べた。

 ディアカビは国内で広く報じられているこの件について、最終的な決定権を持っている同国サッカー連盟(RFEF)が、自身の主張が正しかったと証明してくれることを願っている。

 ディアカビは仏RMCスポール(RMC Sport)に対し「調査は現在行われている」とした上で「カラの疑いはまだ晴れていない」と述べた。

 4日に行われた試合で、カラと激しく口論したディアカビは人種差別の被害を訴えると、前半のうちに激怒してピッチを後にしていた。

「僕らは連盟に出向かなければならない」と語ったディアカビは、「ラ・リーガ(La Liga)は何も見つからなかったと言っていたが、今は連盟が調査しているところ」と続けた。

「ラ・リーガはスペインサッカーのイメージを守りたかったのだと感じる」

 リーグ側によれば、外部の企業に調査を依頼し、テレビ映像や録音音声、さらにソーシャルメディアの素材などを分析したという。

 国内のラジオ局カデナ・コペ(Cadena Cope)は、カラがディアカビに向かって「ちくしょう、うせろ」と言い放った後、「すまない、怒らないでくれ」と謝っている音声をマイクで拾ったとしている。だが、調査ではカラが人種差別的な言葉を使った証拠は何も見つからなかったと伝えている。(c)AFP