【4月12日 Xinhua News】中国の長江上流域では、政府が実施した自然林保護プロジェクトによる20年余りの休養を経て、生態系が徐々に回復している。四川省(Sichuan)西部の川西高原も継続的な植林により土壌流出が減少し、今では野生動物の理想的な生息地となっている。

 同高原では、雪に覆われた荒れ地に頻出する希少な野生動物が多くの写真愛好家を魅了している。標高が4千メートルを超える同省カンゼ・チベット自治州石渠県の真達郷自然保護区にも各種の希少野生動物が生息しており、写真愛好家によると、今は小型無人機(ドローン)などの撮影機器のおかげで、山の中腹まで登れば、雪に覆われた山頂で駆けまわる野生動物の感動的な姿を撮影することができるという。(c)Xinhua News/AFPBB News