【4月12日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは11日、第31節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に3-1で逆転勝利し、相手のトップ4入りへの挑戦を打ち砕いた。

 孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)にゴールを許し前半に先制されたマンチェスター・ユナイテッドだったが、フレッジ(Fred)、エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)、メイソン・グリーンウッド(Mason Greenwood)が後半にそれぞれ得点をマーク。リーグ戦ではこれで4連勝となり、昨年10月にホームで1-6と大敗を喫した相手に雪辱を果たした。

 マンチェスター・ユナイテッドは前半にカヴァーニが先制点を挙げたものの、クリス・カバナフ(Chris Kavanagh)主審がピッチ脇のモニターで確認した後、直前にスコット・マクトミネイ(Scott McTominay)の腕が孫の顔にわずかに接触したとして得点を取り消していた。

 2位につけるマンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は、「最高の形での立て直し。後半は素晴らしいプレーもいくつかあった。(ゴールが認められず)不公平に感じたが、良い特徴を示せて逆転できた。あのような判定で、この素晴らしいシーズンを台無しにさせるわけにはいかない」とコメントした。

 一方、不振のトッテナムにとってはトップ4入りを目指す上で大きな打撃となった。

 4位と6ポイント差の7位につけるトッテナムに関しては、シーズン終了後にジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が解任になり、エースのハリー・ケイン(Harry Kane)も移籍するのではないかという臆測が高まるだろう。

 リードしている状況から今季18ポイントを失っているトッテナムのモウリーニョ監督は、「私としては試合の入り方や組織の部分をほめたい。試合中に何が起きていて、勝っている状況から勝ち点を失っているのかについてこれ以上メディアに話すのは良い気がしない」と話した。

「順位表を見れば、トップ4との間に差があると分かる。困難ではあるが、数字の上では可能だ」

■好調続くリンガード

 一方ウェストハム(West Ham)は、1月に加入してから好調を維持しているMFジェシー・リンガード(Jesse Lingard)が前半に2ゴールを奪うなどし、ホームでレスター・シティ(Leicester City)を3-2で下した。

 マンチェスター・ユナイテッドからローン移籍して以降覚醒している28歳のリンガードは、新天地で9試合に出場して8ゴールを記録しており、イングランド代表復帰も果たした。

 後半に入りジャロッド・ボーウェン(Jarrod Bowen)が3点目を決めたウェストハムは4位を維持し、5位チェルシー(Chelsea)とは1ポイント差、6位リバプール(Liverpool FC)とは3ポイント差のままとなっている。3チームはいずれもあと7試合を残している。

 最後の20分でケレチ・イヘアナチョ(Kelechi Iheanacho)に2ゴールが生まれた3位レスターは、4位ウェストハムに1ポイント差と迫られた。

 アーセナル(Arsenal)はアウェーでシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)に3-0で快勝。アレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)が2ゴールを挙げる間に、けがに悩まされていたガブリエル・マルティネッリ(Gabriel Martinelli)にリーグ戦では15か月ぶりとなる得点も生まれたアーセナルは、4位と10ポイント差の9位につけている。

 ホームで完敗したシェフィールド・ユナイテッドは、早ければ今週末にも降格が決まる。(c)AFP