【4月12日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は、10日に行われた「エル・クラシコ(El Clasico)」でチームの先制点をお膳立てした右SBのルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)が、左膝の靱帯(じんたい)を負傷したと発表した。これにより、今週ミッドウイークに予定されている欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)の準々決勝リバプール(Liverpool FC)戦は欠場することになるとみられる。

 レアルが2-1で勝利したFCバルセロナ(FC Barcelona)戦でクロスボールからカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)の先制点を演出したバスケスは、けがにより前半終了間際に途中交代となっていた。

 左膝の靱帯を捻挫したバスケスについて、地元メディアは今季絶望の可能性を示唆している。

 リバプールとのチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦に3-1で勝利したレアルにとって、14日の第2戦がバスケスを欠く中で行われる最初の試合になる。

 この一戦ではセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)やラファエル・バラン(Raphael Varane)、ダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)も欠場するため、バスケスの負傷によってジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督の懸念は大きくなっている。(c)AFP