【4月9日 Xinhua News】英国バーミンガム大学(University of Birmingham)はこのほど、中英両国の研究者約150人からなる科学研究チームによる調査結果を発表し、中国北京市の大気の質が大気クリーン化活動により、過去数年で明らかに改善したと説明した。

 同大のロイ・ハリソン教授は排出削減による大気の質の変化をより正しく分析するため、チームは精密機器を使って現地の大気の質に関する指標を長期的に観測し、詳細な分析を行ったと説明した。

 同チームがこのほど発表したリポートによると、北京市街地の主な大気汚染物質の排出量(実測値)がこれまでの予想を下回った。市街地以外でのバイオマスや石炭の燃焼で発生したPM2・5が気団にのって市街地に運ばれ、大気の質に影響を与えている。アンモニアの排出削減がPM2・5濃度の減少につながる。

 ハリソン教授は、チームが独自開発した方法について、天気要素による影響を排除し、排出の変化が大気の質に与える影響をより正しく予想できるとする。さらに「北京市は大気の質が改善し、特にモニタリング対象の汚染物質数種類の排出削減において大きな進展を遂げた」と述べた。

 同大の時宗波(Shi Zongbo)教授は、この研究が中英両国の協力を強化させ、若年科学者の育成を促進するだけでなく、新しい科学的見地や大型の国際協力経験も獲得でき、中英双方にメリットをもたらし、ウィンウィンとなっているとした。(c)Xinhua News/AFPBB News