【4月8日 CGTN Japanese】中国国家航天局(宇宙局)によりますと、月探査機「嫦娥4号(Chang'e-4)」の着陸機と探査車「玉兎2号(Yutu-2)」はそれぞれ、北京時間6日午後9時43分と午前3時54分に、月の夜の休眠を終え、光の照射を受けて目覚め、29回目の月の昼の作業期間に入りました。「嫦娥4号」はこれまでに月の裏側で、地球の日数にして825日を過ごしています。

 今回の昼の作業期間内に、「嫦娥4号」の着陸機と探査車「玉兎2号」はパノラマカメラによる360度撮影、空中可視/赤外線イメージング分光計(AVIRIS)によるキャリブレーションと科学探査、中性原子探査機(ASAN)による科学探査、走行中における月探査レーダーによる走行路線と区域の同時探査という四つの作業を行うとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News