【4月9日 Xinhua News】中国北京市の西単商業地区で7日、新型コロナウイルスのワクチン接種車の運用が始まった。人の流れが多い商業エリアに接種会場を設けることで、接種効率や人々の接種意識を向上させることができる。同市では豊台、西城、順義、朝陽4区でも1日から同車両を相次ぎ導入。社区(コミュニティー)や工場、ビジネス街などで接種サービスを実施している。

 ワクチン接種車は、コンピューターや保冷庫、エアコンなどを備え、接種の全プロセスを手際よく、安全かつ確実に行える。第5世代移動通信システム(5G)やビッグデータなどの技術も活用されており、ワクチンのデジタル化管理の実現やワクチン情報のトレーサビリティー確立も可能になる。(c)Xinhua News/AFPBB News