【4月8日 People’s Daily】「中華人民共和国外商投資法」は昨年1月1日からすでに1年余り実施されている。全国人民代表大会常務委員会法制工作委員会の臧鉄偉(Zang Tiewei)報道官はこのほどの発言で、外商投資法の実施の効果は顕著であり、外資参入はより自由に、投資活動はより便利に、サービスシステムはより健全に、権益保護はより効果的に、市場競争はより公平になったという見方を示した。

 外商投資法の実施以来1年で、外国投資家と外商投資企業のためにより市場化、法治化、国際化した投資環境を構築し、中国の外資利用が新型コロナ禍の大きな試練による逆境の中、4.5%増の成長を確保し、資金導入規模と世界シェアが史上最高となり、世界最大の外資流入国となった。「1年を通じて新設の外商投資企業は5万1000社を数え、『第13次5か年計画』の最終段階にもエネルギーを注入した」と、臧氏は言う。

 一部の外資企業の責任者は記者の取材に対し、外商投資法の実施は、彼らの中国への投資を続けるための自信をいっそう強くしたと述べた。

「中国の対外開放政策の継続的な実施、先進的な管理理念、良好なビジネス環境は、多国籍企業のために巨大なチャンスをつくり出し、中国に引き続き投資する自信を固めた」と、スケッチャーズ中国・韓国・東南アジア首席執行官(CEO)のウイリー・タン(Willie Tan)氏は述べた。彼によると、昨年、中国市場での同社の業績は、逆境の中でも成長を遂げた。現在、同社の中国での投資は拡大を続けている。うち、アジア太平洋製品研究開発センターは広東省(Guangdong)東莞市(Dongguan)で正式に設立された。10億ドル(約1097億円)を投資して江蘇省(Jiangsu)太倉市(Taicang)に設立されたアジア太平洋物流センターは今年正式に運営を開始した。同センターの第二期プロジェクトは今年の第3四半期に建設を開始される見通しだ。「一線、二線都市での発展を保つとともに、三線から五線都市の市場を開拓し続ける計画だ」と、タン氏は言う。

 商用車メーカーのスカニアは、独資で中国に工場を設立する第1陣の海外商用車製造企業の一つだ。中国への投資に対し、同社はかなりの長期にわたり、調査・研究を行っていた。「中国政府は経済改革と開放拡大を推進するため、引き続き一連の措置を打ち出している。これらの措置は中国経済の強靱(きょうじん)性と生産性を絶え間なく向上させている」「中国は依然として世界経済成長のけん引役であり、次の10年、中国がスカニアの世界最大の市場になる見込みだ」と、スカニア中国グループのマッツ・ハルボン(Mats Harborn)総裁は、中国経済の明るい見通しとともにこう述べた。(c)People’s Daily/AFPBB News