【4月8日 AFP】陸上女子短距離のスター、アリソン・フェリックス(Allyson Felix、米国)は7日、今夏の東京五輪が最後の五輪になると明かした。その一方で、引退の時期については明言しなかった。

 女子陸上選手として歴代単独最多となる6個の五輪金メダルを獲得している35歳のフェリックスは、東京五輪後も競技を続けるが、2024年パリ五輪まで現役でいるつもりはないという。

 米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)のメディアイベントでフェリックスは、「これが私にとって最後の五輪にするつもり」と話した。

「今年の後、どれだけ長く走るかは分からない。それに関してはタイミングが来たら決める。(東京五輪の後に)もう一度五輪に自分が出ているとは思えないが、引退の時期は決めていない」

 2004年のアテネ大会で五輪初出場を果たしたフェリックスは、東京で5度目の五輪に挑む。

 前回2016年のリオデジャネイロ五輪では、女子400メートルで銀メダルを獲得し、4×100メートルリレーと4×400メートルリレーで金メダルに輝いた。(c)AFP