【4月8日 AFP】女子テニス、ボルボカー・オープン(Volvo Car Open 2021)は7日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は6-2、6-1で世界ランキング77位の土居美咲(Misaki Doi)を下し、3回戦に進んだ。

 3日にマイアミ・オープン(Miami Open 2021)で連覇を果たした女王バーティは、米チャールストン(Charleston)のグリーンクレーにすぐさま適応し、土居との自身初戦をわずか61分で突破した。

 優勝した2019年の全仏オープン(French Open 2019)を最後にクレーコートでプレーしていなかったバーティは、「マイアミから急行したので練習は数時間だけだった」と明かし、「スライドしようとして転んだり倒れたりしなければいいなと思っていた。でもとても自然に感覚が戻った」とコメントした。

 一方、第2シードのソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)が6-4、3-6、4-6で世界79位のローレン・デイヴィス(Lauren Davis、米国)に敗れ、またしても苦杯をなめた。

 2020年に全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2020)を制し、同年10月の全仏では準優勝したケニンだが、2021年は苦戦を強いられている。

 連覇を目指した今年の全豪で2回戦敗退となったケニンは、続くフィリップアイランド・トロフィー(Phillip Island Trophy 2021)でも早期敗退し、その後オーストラリアで虫垂切除手術を受けた。マイアミ・オープンでは3回戦で姿を消した。(c)AFP