【4月8日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間7日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は287万4984人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億3238万2700人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 6日には世界全体で新たに1万2384人の死亡と64万4889人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの4195人。次いで米国(1105人)、ポーランド(638人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに55万6528人が死亡、3084万7167人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は33万6947人、感染者数は1310万580人。以降はメキシコ(死者20万5002人、感染者225万6380人)、インド(死者16万6177人、感染者1280万1785人)、英国(死者12万6882人、感染者436万4529人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはチェコの255人。次いでハンガリー(229人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(215人)、モンテネグロ(211人)、ベルギー(201人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が97万8685人(感染4519万9611人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が80万5865人(感染2550万9650人)、米国・カナダが57万9637人(感染3186万1808人)、アジアが27万8872人(感染1872万4429人)、中東が11万6599人(感染675万5503人)、アフリカが11万4322人(感染429万2665人)、オセアニアが1004人(感染3万9038人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP