【4月8日 Xinhua News】中国江蘇省(Jiangsu)蘇州市(Suzhou)相城区の中日(蘇州)地方発展協力モデル区で1日に一斉調印された日系企業とのプロジェクト契約について、相城区政府が7日、概要を説明した。

 契約が結ばれたのは、医療ロボットの開発や越境電子商取引(EC)プラットフォームの構築、太陽光発電蓄電システム研究開発センターの開設など11件で、先端材料やスマート製造、バイオ医薬、医療・ヘルスケアなどの新興産業に関わるプロジェクトが含まれる。年内に日系企業のプロジェクトを100件以上誘致し、日本関連のイベントを68回以上開く予定としている。

 相城区は昨年、日本関連の各種イベントを32回開き、伊藤忠商事やオフィス家具メーカーのイトーキなどの日系企業と計40件のプロジェクト契約を結んだ。総投資額は30億ドル(1ドル=約110円)。このほか、中日(相城)文化交流センターや蘇州-金沢中日青年交流センター、中日越境商品展示即売センターを設け、文化・商品交流会などのイベントも開催。愛知や福岡、石川、群馬など日本の各県と親密な関係を構築している。(c)Xinhua News/AFPBB News