【4月8日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は7日、各地で準々決勝第1戦が行われ、チェルシー(Chelsea)がメイソン・マウント(Mason Mount)の華麗なゴールなどでFCポルト(FC Porto)に2-0で先勝した。

 中立地のスペイン・セビリア(Seville)で行われた試合は、ホーム扱いのポルトが優位に進めたが、決定的な場面で正確さを欠き、ユベントス(Juventus)を敗退に追い込んだ決勝トーナメント1回戦のような番狂わせを起こすことはできなかった。

 マウントが華麗なターンから先制点を挙げたチェルシーは、終了間際にベン・チルウェル(Ben Chilwell)が相手のミスを突いて二つ目のアウェーゴールを奪い、準決勝進出に前進した。

 チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、「控室の雰囲気は良い。満足しているが満足しすぎてはいない。興奮しているが興奮しすぎてもいない」と話し、「火曜日(13日)はトップレベルのメンタリティーとパフォーマンスが必要だ」と第2戦を見据えた。

 なお、22歳87日のマウントはクラブのチャンピオンズリーグ最年少得点記録を更新。また同大会でイングランド人2人が得点者に名を連ねたのは、チェルシーにとって2012年以来となった。(c)AFP/Thomas ALLNUTT