【4月7日 AFP】米誌フォーブス(Forbes)が6日発表した2021年版の世界長者番付で、米タレントで実業家でもあるキム・カーダシアン(Kim Kardashian)さん(40)が、初めて資産総額10億ドル(約1100億円)以上の富豪の仲間入りをした。

 同誌によると、カーダシアンさんはテレビ出演やコマーシャル契約に加え、自身の二つのブランドから収入を得ている。

 カーダシアンさんの資産総額は、昨年10月の7億8000万ドル(約860億円)から、今春までに2億ドル(約220億円)以上増加し10億ドルに達したと同誌は推定している。わずか5年前に、初の5100万ドル(約56億円)超えが報じられていた。

 2017年に立ち上げた化粧品ブランド「KKWビューティー(KKW Beauty)」は、同じくタレントとして活躍する4姉妹と提携した商品を販売することも多く、ソーシャルメディアで大々的に宣伝している。カーダシアンさんだけでもツイッター(Twitter)では6970万人、インスタグラム(Instagram)では2億1300万人のフォロワーがいる。

 2019年にはカーダシアンさん自身のファッションの特徴でもあるシンプルなデザインの下着と部屋着ブランド「スキムス(Skims)」を発表した。

 株式の過半数をカーダシアンさんが所有する同ブランドは売上高を公開していないが、同誌はその資産価値を5億ドル(約550億円)以上と推定している。(c)AFP