【4月8日 AFP】曲線を描く角とがっちりとした体を持つイストリア(Istria)半島のヤギは、クロアチアの国旗にも描かれている。しかし近年、原産地でもその姿を見ることはめっきり少なくなった。

 なだらかな丘陵と絵に描いたように美しい海岸線が続く魅力的なイストリア半島では、何世紀にもわたり、このヤギが生活に欠かせない存在となってきた。20世紀半ばには数千頭いたが、今では数十頭にまでに減少。地元の畜産家の協力を得ながら、当局が保全プログラムを進めている。

 映像は3月17、18日撮影。(c)AFP