【4月6日 CGTN Japanese】2022年に開催される北京冬季五輪の競技運営や感染症予防対策などを検証するためのテスト大会が今月から北京で行われています。その中で、新しい技術や設備が数多く披露されました。

 アイスホッケーの会場となる五棵松スポーツセンターでは、「クラウド中継システム」が導入されています。従来のテレビ中継では、決められた画角のみの視聴でしたが、クラウドシステムでは、視聴者はネット上で観戦でき、スケートリンクの周りに設置された12の撮影ポジションから画面を自由に選ぶことができます。

 このほか、記者が直接選手に顔を合わせることなく映像インタビューを実施できるシステムやスタッフの体温を常にモニタリングし、体温異常の人を迅速に特定できる装着式の体温計、運搬ロボット、スマート・セキュリティーシステムなども導入されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News