【4月4日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)の武侯祠博物館で先月31日、「大三国志展」が開幕し、国内36の文化機関・博物館が所蔵する貴重な文化財160点(組)余りが公開された。展示品の中には、国家1級文化財30点(組)や普段展示されない品々などが多数含まれている。

 三国文化は同省に豊かな文化遺産、文化資源を残し、社会に深く根付いている。蜀漢(221~263年)の都が置かれた成都には、三国文化にまつわる史跡が50カ所以上あり、今でも「武侯祠」「錦里」「黄竜渓」などの三国志ゆかりの名勝や「衣冠廟」「葛陌(かつはく)」「万里橋」などの三国志の物語にちなんだ地名が残る。同博物館の「全国三国文化史跡調査」プロジェクトチームが提供したデータによると、同省には三国文化にまつわる史跡が330カ所以上あるという。

 同展の会期は8月31日まで。(c)Xinhua News/AFPBB News