【4月3日 AFP】(更新)テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2021)は2日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第26シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)が6-3、6-4で第4シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)を破り、マスターズ1000(ATP Masters 1000)で初の決勝進出を果たした。

 今大会で1セットも落としていなかったルブレフを倒したホルカシュは、準々決勝で第2シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)も撃破しており、2試合連続でのトップ10選手からの勝利となった。

 今年はすでにデルレイビーチ・オープン(2021 Delray Beach Open)で優勝しているホルカシュは、「シーズン序盤にタイトルを取った後は荒い試合がいくつかあった」とした上で、「とにかく自分のテニスの改善に努めている」と話した。

 決勝では、ダブルスでペアを組み、互いのテニスを熟知している19歳のヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)との対戦が決まり、「楽しい試合になるだろう」と付け加えた。

 第21シードのシナーは同日、第7シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)を5-7、6-4、6-4で破り、36年の大会の歴史上わずか4人目となる10代でのファイナリストとなった。(c)AFP