【4月3日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)のFWケビン・デュラント(Kevin Durant)は2日、ソーシャルメディア上で女性蔑視や同性愛嫌悪を含む暴言を連発したとして、リーグから罰金5万ドル(約550万円)を科された。

 リーグの発表文によると、デュラントは「ソーシャルメディアにおいて、攻撃的かつ軽蔑的な言葉を使用した」ため処分された。同選手は「自分の行為が不適切であることを認めた」という。

 デュラントは昨年12月の試合後のインタビューで見せた振る舞いを批判されたことを受け、米俳優でコメディアンのマイケル・ラパポート(Michael Rapaport)さんに対し、インスタグラム(Instagram)のダイレクトメッセージで暴言を連発。

 ラパポートさんは先日、自身のツイッター(Twitter)アカウントにデュラントとのやりとりのスクリーンショットを投稿し、「毎日のように脅迫や不快なメッセージを受け取るが、その中に@KDTrey5 (デュラント)がいるとは夢にも思わなかった。今や、あのスネーク(デュラント)が自分を脅し、私の妻も引っ張り出してけんかを売ってきている」と明かしていた。

 デュラントは1日遅く、プライベートなやりとりの一部がネット上に出てしまったことは残念だと報道陣に話し、「自分が使用した言葉を見た人々に申し訳ない」と謝罪していた。「人々に自分のあのような言葉を見せたり聞かせたりするのは本意ではないが、これを乗り越え、コートに戻りたい」 (c)AFP