【4月4日 CGTN Japanese】中国物流・購買連合会が2日に発表した3月の中国物流業景気指数(LPI)は54.9%で、前月より5.1ポイント上昇しました。

 中国の生産・建設シーズンの到来に伴い、サプライチェーンの上流、下流とも経営活動が活気を取り戻しました。LPIが再び50%以上の拡大エリアまで回復したことは、明らかな回復傾向を意味します。

 主要な項目別指数としては、新規受注指数が前月より3.7ポイント上昇し、春節後の物流ニーズが増加したことを示しています。また、設備稼働率および在庫回転率の対前月上昇率は4ポイントに達しました。

 業界全体で見ると、物流関連業界の事業活動が活発化する傾向にあり、中でも道路運輸業、宅配サービス業が最も顕著な回復幅を示しました。

 後期の動向からすると、事業期待指数は引き続き高い水準で推移し、市場の期待感も幾分強まっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News